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流されることも能わないなら、
ただどこまでも穴掘って逃げる
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![]() 以前、フランスの奇天烈造型スポットと題した短い記事を載せたことがあります(未読の方はぜひ先にリンク先をご参照ください)。これはフランス南部にある、Raymond Moralesなるアーティストの手による700体以上もの巨大な彫像が立ち並んだ異界スポットを紹介したものなんですが、なんとこの記事で知ったのをきっかけに本当に現地を訪れたという方からご連絡をいただきました。いやホント吃驚です。私自身は全然たいしたことはしてませんが、それでも自分の記事が誰かを動かすきっかけになったというのはやっぱりすごく嬉しく光栄なことです。ブロガー冥利に尽きるとはこのこと。 連絡をくださったのはアートアニメーション制作ユニットPIXELANIMATIONのyamadaさん。しかもそればかりでなく、現地で撮影した大量の写真とともに、このRaymond Morales彫刻公園(Le Parc Exposition)の現在の憂うべき状況についても教えてくださいました。重ね重ね、本当にありがとうございます。なおこの記事はその情報に基づき、yamadaさんの許可のもと書いています。掲載している写真も今回頂いたたものの一部です(画像はクリックで大きくなります)。 写真を見て改めて感じたのですが、このRaymond Moralesという人は本当に物凄いです。同じアウトサイダーアートの括りでは、かのヘンリー・ダーガーやシュヴァルの理想宮に並ぶ異常なまでの創作熱と圧倒的なイマジネーションに衝撃を受けます。 ![]() 元鍛冶屋だった彼(つまり専門の作家ではなかった?)の手になる夥しい金属製の異形の彫像の数々、その妄執はどれほどのものだったのでしょうか。美しい庭園におそろしい密度でどこまでも立ち並ぶ魔術的作品群、是非自分もこの目で見てみたい!! しかし残念ながら、現在その望みは叶いません。今やここは「美しい庭園」ではないからです。 ![]() 圓さんが教えてくださった、Modoflyというデザイナーグループ主導で素敵なステーショナリーがWebで販売中。圓さん自身も2点参加されてます(画像右はそのうちの一点)。他にも以前紹介したDan Hillier(画像左)など世界中から多様なアーティストが参加、現在も協力アーティスト募集中のとのこと。 んー、かっこいいなあ。 元がMoleskineのスケッチブックとのことで質も保証つき。お値段もそれなりにしますけど、まあ致し方ないですよね・・・。 >> Modofly Priit Pärn / Aeg maha (Time Out) ご無沙汰しております。 就職で京都に引っ越したため、長らくネット環境がなく更新できない状況が続いていました。 またぼちぼちやっていきますんでどうぞよろしくお願いします。 ここに載せたのはエストニアのアニメ作家プリート・パルンによる1984年の短編アニメーション「おとぎ話」。前にエストニアのCMをdisってしまったので、その一種の罪滅ぼしというかバランスを取ろうということで、山村浩二さんも紹介していた本作を。冒頭のおつむの弱い生き物もキュートだけど、中盤からのトリッピーなだまし絵的イメージ連鎖が、これこそアニメーション!という感じでとても良いです。 カフカ 田舎医者 Franz Kafka A Country Doctor Trailer フランツ・カフカの「田舎医者」を山村浩二がアニメ化したもののトレーラー。公開されたのは去年ですが、近日DVD発売ということで掲載。今アマゾンで予約すると26%オフらしいので、欲しい方は今のうちに! 以下ネット上で観れる山村作品集。結構前に集めたリンクなので、どこかに他の作品も上がってるかも。 Jan "Sahara" Hedl & Precedens - Šílený podnělí (1998) Jan "Sahara" Hedl & PrecedensというチェコのロックバンドのPV。曲そのものは98年という時代を考えてもイモ臭すぎるハードロックで(サングラスの形がやばい!ゼイ・リブか?)これはこれである意味味わい深いのですが、このクレイアニメーションや口のアップを多用するカット割りはどこからどう見てもヤン・シュヴァンクマイエル作品なので驚いた。「ちょ、こんなとこで何やってんすか!」と言いそうになるけども、実際に監督したのはヤン先生ではなく、長年彼と一緒に組んできたアニメーター、ベドジフ・グラゼル。シュヴァンクマイエル作品の粘土的な部分はほぼ彼の手によるものみたいです。 >> Bedřich Glaser 彼のオフィシャル。絵画もやってるんですね。いかにも東欧的な暗いファンタスティックアート。気が向いたらこっちはこっちで別エントリに載せてみようかな。 ところで最近私生活が多忙を極めているためぜんぜん更新できてませんが、4月以降、新生活が落ち着いたら徐々にペースを戻すつもりなのでよろしくお願いします。 Jacques Drouin - Le Paysagiste (Mindscape) ジャック・ドゥルーアンの1976年作品。邦題は「心象風景」。 一見するとただの鉛筆画のようですが、それでは説明できない独特なコマの遷移。 これは「禿山の一夜」などで知られるアレクサンドル・アレクセイエフが発明した「ピン・スクリーン」と呼ばれる特殊な技法で、ドゥルーアンはその唯一の後継者なんだそうです。「ピン・スクリーン」とは、数万本のピンを刺したスクリーンに照明を当て、そのピン1本1本の長さを調節することで影の濃淡を決め、それを撮影するというやり方。凹凸のある物体を押し付けて、その形状に沿ってピンの長さを揃えると、撮った画面にその物体の陰影ができるというわけ。詳しくは山村浩二さんのこちらの記事にて。 独特な技法ならではの滑らかなイメージの移り変わりに見入るばかり。 ちなみにNFBのサイトでも観られます。前に紹介したイシュ・パテルやキャロライン・リーフらと一緒にDVDにもなっている模様。 >> Amazon.co.jp: NFB傑作選 イシュ・パテル、キャロライン・リーフ、ジャック・ドゥルーアン作品集 |
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