スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/-- --:-- | スポンサー広告 | このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク 
見えざる都キテージの伝説
know_Kitezh.jpg
"The Invisible Town of Kitezh" (1913) by Konstantin Gorbatov

>> Wikipedia: Kitezh
ロシア版アトランティスみたいな、架空都市の伝説。


時は13世紀前半。
後にキプチャク・ハン国の礎を築くバトゥ(Batu)率いるモンゴル帝国の征伐軍が、
ロシア西部に侵攻した時のこと。
現在のニジニ・ノブゴロド州(Nizhny Novgorod Oblast)のあたり、
ボルガ(Volga)川のほとりに小キテージ(Maly Kitezh)という小さな町があった。

町の存在を聞きつけ攻め込んできたモンゴルの軍勢に
小キテージが占領されるのに時間はかからなかった。
時のウラジーミル大公ゲオルギ2世(Georgy II, Grand Prince of Vladimir)は
森の奥深く、スヴェトロヤール(Svetloyar)湖畔に建てた
大キテージ(Bolshoy Kitezh)というもうひとつの町へと
退却を余儀なくされてしまう。

森の中を大キテージへと抜ける秘密の道筋を捕虜から聞き出し、
間もなく町の外壁へとたどり着いたモンゴル軍は
その光景に目を疑った。

大キテージの町は一切の防備をしていなかった。
市民は我が身を守ろうとする様子もなく、
かといって抵抗を諦めて神に一心に祈っているわけでもなかった。

その様子を見たモンゴル軍は躍り上がって町に攻め入ろうとしたが、
すぐに足を止めた。
軍勢を取り囲むように、そこら中の地面から大量の水が噴き出してきたからだ。
彼らは慌てて引き返し、町がゆっくりと湖底へ沈んでゆく様を
呆然と見つめるほかはなかった。

町の教会のドームのてっぺんにきらきらと輝く十字架、
それが彼らが最後に目にしたものだった。
それも間もなく水中へと消え、
後にはただ余韻のごとく波打つ湖面が広がるばかりだった。



というお話(リンク先の記事をそれっぽく訳しました)。

キテージにまつわる逸話はこれだけではなく、ロシアの多くの民話や伝承においてこのキテージの話が出てくるそうです。また20世紀初頭には『見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語(Legend of the Invisible City of Kitezh and the Maiden Fevroniya)』というオペラも作曲され、後にリムスキー・コルサコフが同名の交響組曲も作っています。

ということでロシアでは比較的メジャーな伝説のようなのですが
日本では検索して調べる限りあまり知られてない感じだったので紹介。

個人的には↑に載せたKonstantin Gorbatovの絵が
幻想的できれいだなーと思ったのがきっかけだったんですけどね。

(via Cynical-C Blog)
スポンサーサイト
04/21 20:43 | knowledge | CM:2 | TB:0 | このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク 
お名前

ホームページ

コメント

パスワード
   
http://deadcalm.blog52.fc2.com/tb.php/87-890cc91c
* トラックバック *
template design by takamu
Copyright © 2006 oz All Rights Reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。